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Matplotlibでグラフ化。日本人が詰まる日本語化はこの1行で解決!

今回はMatplotlibでのグラフ化について紹介します。

何回かに分けて説明していこうと思いますが、一番詰まるのが日本語化です。。

よくラベルを全部英語に直して、などされている人もいますが、データの中身にも日本語が入っていたりするので、できれば日本語でそのまま出したいですね。

データはいつものように こちらのデータを使っています。

Matplotlibの日本語化はこの1行

plt.rcParams['font.family'] = "Meiryo"

これだけです。

 コード紹介

# インポート
import pandas as pd
import matplotlib.pyplot as plt

# ファイルの取り込み
df = pd.read_excel("05k2-3.xlsx", skiprows=3, skipfooter=3)

# 日本語化
plt.rcParams['font.family'] = "Meiryo"

#
# グラフ表示
#

# タイトルの設定
plt.title("男性の人口")
# y軸の設定
# plt.ylabel('人口')
# グラフの描画
plt.plot(df.index, df['男'])

# グラフを表示
plt.show()

出力結果

少し解説

今回Meiryoを使いましたが、その他Windows環境ですとMS Gothicなども使えます。(個人的にはタイプしやすいMeiryoを使っています)

注意点としては、私の環境はWindows 10ですので、それ以外のOS(特にMac, Linux)ではまた使えるフォントが異なると思います。

ちなみに、デフォルトのフォントを使うと以下のように、ワーニングとともに文字化けされた結果が表示されます。